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デパガ 隠語 トイレ [企業]



三越・・・・遠方(えんぽう)
西武・・・・素見屋(すけんや)
丸井・・・・二番(にばん)
伊勢丹・・・突き当り(つきあたり)

これなんだと思いますか?

百貨店のデパガたち従業員間で交わす「トイレ」の意味です。

こんな第三者にわからないように隠した合言葉や隠語を古くから

「符牒(ふちょう)」と言います。

その企業や団体だけで通じる言葉です。

お客様がいらっしゃる売り場で堂々と「トイレに行ってきます」とは言えないもの。

「遠方行ってきます」などと使うわけです。

百貨店のトイレの符牒は他にも

「奥」「三三」「十番」「神閣」「仁久」「いちご摘む」「いの字」・・・等々

たくさんあるようです。

符牒2.jpg

デパガたちが使う符牒には様々なものがありますが、もともとの起こりはトイレではなく、

昔の小売業では、販売者とお客のとの間で価格の交渉が行われたため、
販売者にとっては仕入れ値や品質をお客に知られるのは不利。
そのため価格・等級を販売者間で秘密裏に伝える方法が必要だったことからだそうです。

ウイキベディアを参考にすると、

符牒、符丁、符帳(ふちょう)とは、作業者同士で使用される言葉、
また売買の場や顧客が近くにいる現場などで使われる独特な言葉の事。

接客や作業をしている時に、価格・品質・指示などについて、
符牒を使用する事によって客に知られずに必要なコミュニケーションを行うための手段。
仕事現場において状態や金額や作業や物事など、
顧客など内部以外に知られたくない事柄を話す時に使用される・・・・。とあります。

符牒.jpg

よく芸能界では、逆さ言葉を使いますよね。「ビール」を「ルービィー」ですとか、

「銀座」を「ザギン」だとかいう、あれです。これも実は符牒の一種だったのです。

あなたの業界や勤め先にも、面白い符牒はありませんか?


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