実現すれば驚愕でしたね。
フジ・メディア・ホールディングスが、グループ会社の産業経済新聞社の株式売却を、
牛丼チェーンのすき家を展開する
ゼンショーに持ちかけたとのこと。
1年ほど前のことです。破談に終わりましたが、
フジ側にその意思がある
ということが驚きです。
この話、ゼンショー側が断り、立ち消えになりましたが新聞社とテレビという系列関係は
メディアの基盤であるため、もし実現していればこの構図の崩壊になりますし、
何よりも当事者にその意思があるということ。
ゼンショーといえば、まず「すき家」ですが、この会社もとは横浜の
弁当屋が創業業種。
かなりM&Aに積極的で、外食チェーンを次々と買収しファミリーレストランチェーンの
「ココスジャパン」や「サンデーサン」、牛丼とうどんを中心とする外食チェーンの
「なか卯」などを傘下におさめ、今では売上高は日本の外食産業トップ。
M&Aに積極的な会社ですから、ありとあらゆる案件が持ち込まれるのでしょが、
まさか産経新聞とは、驚いたのはゼンショー側の方でしょう。
買収案件といっても、外食ではないまったく門外漢の新聞社。
経営は無理と判断したのか、買収価格が折り合わなかったのか・・・・。
この企業スローガンは
「食べる物に、世界一臆病な企業でありたい。」
食べる物以外にも臆病なものがあったのかもしれません。
ちなみに、社名の「ゼンショー」は、「フード業世界一」になるためには、
「14勝1敗」では駄目で「15戦15勝」つまり「
全勝」でなくてはならない・・・という説や、
「
善」意の「
商」売・・・・「
禅」の心で商売を・・・・・等の言われがあります。
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