ガンホー株価始値970000円。
5月21日ついに100万円を割れとなったガンホーオンラインエンタテイメント社の
株価。前日比64000円安です。下落が止まりません。
靴磨きの少年の話、ご存知でしょうか?後で話しますね。
ガンホー株、市場速報を追っているとジリジリと刻一刻と確実に数万円レベルで
下落しています。
ほら、また下がりました。9時30分現在95万円です。
100万割れが加速し、これから最高値160万円の半値まで?大暴落するのですか。
また自殺者が続出でしょうか?電車が止まりますか?
売り?売らぬ?逆張りの買い?どこかでほくそえんでいる輩がいるのでしょう。
かつてニューヨーク証券取引所で起こったブラックサーズデー。
1929年世界恐慌の始まりです。その瞬間の取引所の売買人の悲痛な叫びを、
場の最も高い場所にある大きな壁掛け時計の下にたたずみ、
じっと眺めていた男がいました。売りを浴びせた人物です。ロスチャイルド・・・・?
という説もあるくらい、どこかの大富豪のしわざだったのかもしれません。
誰かが株価を操っているのです。
そして喧噪が終わり世の中の人々が茫然とした中で、底値になった株をやおら買い戻した
のは言うまでもありません。
ガンホーもそうだとは言えませんが、しかしこの暴落ぶり。
底値が見えた時点で誰が大量に買いを入れるのか・・・。
これで首謀者がわかろうというものです。そんなことを素人は邪推してしまうのですが、
そうではなしに専門家が言うように、これまでが加熱した異常値で、
今正常値に向かっているだけかもしれません。
ある話を思い出すのです。
とある金曜日、一人の投資家がウォール街を歩いていると可愛い靴磨きの少年が
眼に入りました。
投資家は少年に靴を磨いてもらうことにしました。少年は靴を磨きながらこう話しかけて
きたといいます。
「おじさん、今は電力株がいいらしいよ」これを聞いたこの投資家はすぐに持っていた株をすべて売り払いました。
そして週明けの月曜日、大暴落が始まったのです。これがブラックマンデーです。
1987年10月19日月曜日、ニューヨーク株式市場に起こった過去最大規模の暴落です。
ブラックサーズデーを超える508ドル下落、22.6%という下げ幅。世界中が戦争でも
起きるのではないかと騒然としました。
靴磨きの少年の話しを聞きながら、投資家はこう気づいたと言います。
「こんな靴磨きの少年にまで株の関心が広まっている。個人の投資家が狂乱している
今の株式市場は異常だ。これがピークだろう。あとは下がるのみだ・・・・。」
的中しました。
ガンホーはネットを中心に個人投資家がまさに狂乱した銘柄でした。
教訓は生きていますね。
2013-05-22 10:26
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